「やりたくない」も大切な気持ち。音楽療育で大切にしている「言葉かけ」の工夫
こんにちは!
栃木県宇都宮市の音楽特化型、児童発達支援・放課後等デイサービス「音楽療育どれみ」長尾です。
施設でお子さまたちと過ごす中で、私たちは日々、「どんな言葉をかけると、お子さまは一番安心して動けるかな?」と考えています。
特に個別療育での活動は楽しいだけではありません。
「今日はやりたくない」「眠たい」
などその日その日での気持ちというのは安定してはいません。
そこで無理にやらせようとしても拒否反応も強くなり、活動というのは進むことが出来ません。
今日は、音楽療育の現場で大切にしている「言葉かけ」と、それがお子さまの成長にどうつながるかをご紹介します!
「待つ」ことからはじまる、安心のコミュニケーション

お子さまが「やりたくない」と拒否しているとき、それは決してわがままではありません。「今はそういう気分なんだね」と、まずはその気持ちをまるごと受け止めることが、一番の解決策になることがあります!
- 先回りして促さない: つい「頑張ろうよ」と声をかけたくなりますが、まずは見守ります。ここで無理にやらせようとすると拒絶反応が起きより「やりたい」という気持ちがなくなってしまします。自分でやりたいと思えるまで「待つ」という時間が、お子さまの安心感につながります。勿論ただ待っているとそのまま時間が経つまで何もしない。という癖がつく可能性があります。
このバランスというのはそのお子さんとの関係性や特性によって変える必要がありますが、まずは無理にやらせようとしない。ということが大事となります! - 「いいまちがい」を肯定する: 言葉での表現が難しいとき、お子さまが一生懸命伝えようとする言葉を、そのまま受け止めます。「違うよ」と直すのではなく、「そう感じたんだね」と共感することで、お子さまは「この場所は安全だ」と感じ、少しずつ前向きな気持ちへ変化していきます!
言葉にできない思いを「形」にする手助け

実は「弾きたくない」だけで「音楽をしたくない」というわけではないというパターンもあります。この様な時には、別の方法で思いを引き出すこともあります。たとえば、音符を「書く」という活動もその一つです。
- 自分でやれたという達成感:自分がよく行うのは、一緒に五線に音符を書き、それをピアノを弾くきっかけにする。という事です。何か「書かれている」のをやる。というのは嫌だという事が多いですが、自分で「書いた」ものは音にしてみたい!という気持ちになるお子さんはとても多いです!実際に書き、音にする事で達成感を得ることができ、そこからテキストに取り組むという流れをつくる事ができます!
- 「SOS」のサイン: どうしても出来ない。言葉で「疲れた」と言えなくても、紙に書くことで「今は少し休みたい」というサインを出すことができれば、それは立派なコミュニケーションです。自分の気持ちをきちんと伝えることは成長の上で何よりも大事なコミュニケーションです!
書くことは、お子さま自身の内側にある大切な思いを、周りの人に伝えるための心強い味方になります。
お子さまのペースで、「できた!」を積み重ねよう
私たちは、音楽というツールを通じて、お子さま一人ひとりの今の気持ちに寄り添っています。「今日はどんな音を出したいかな?」と問いかけ、お子さま自身のペースでピアノを弾き、音符を書く。その一つひとつが、お子さまの自信と成長につながっています。!
言葉かけ一つで、お子さまの表情や行動は驚くほど変わります。これからも、保護者様と一緒にお子さまの小さな成長を見守り、温かい「できた!」の瞬間をたくさん共有していければ嬉しいです!
どれみでは、グループ療育を中心として
- 療育ピアノ
- 発語リズム(言語支援、ことばの療育)
- 英語
- 個別学習支援
- 発達支援リトミック
これらの療育をおこなっています。
ご見学や体験は、無料でお受けしています。
ぜひお気軽にお問合せ下さい♪
