音楽が与える「聞く力」と「心の安定」
こんにちは!
栃木県宇都宮市の音楽特化型、児童発達支援・放課後等デイサービス「音楽療育どれみ」長尾です。
どれみの特徴といえば音楽に特化しているところです!
特にピアノを行う療育はお子さまからも大変好評をいただいております!
今回は音楽を聴くという観点からお話をしていこうと思います!
聴く力で育つ集中力

音楽を聴くということは楽しむだけでなく、集中力を育むこことに繋がります!
好きな音楽に耳を傾けることは、自然と一つの対象に注意を向け続ける訓練になります。
たとえば、幼稚園やお家でお子さまが「好き」と感じる心地よい音楽は、無理なく集中状態を保つことができます。私たちどれみでは、お子さま一人ひとりが好きな音楽を選んだり、季節に合わせて歌を変えたりすることで、様々な歌に触れる機会を大切にしています。
この「様々な歌に触れる」という経験は、知っている曲だけでなく、初めて聴く曲にも注意を向けて集中する力を育むことにつながります。そして、この力が次第に、他の活動での持続的な集中力へと応用されていきます。!
また、音楽を聴く活動を通じて、必要な音(メロディー、先生の声など)と不要な雑音(周囲の話し声、環境音など)を区別する「選択的注意」の力が育まれます。これにより、色々なところに注意が逸れてしまうという状況も、段階的に改善していくことができるのです。
切り替えが苦手なお子さまへのスムーズな移行をサポート

また、音楽はただ聴くだけでなく、活動の「切り替え」にも活用できます!
特性を持ったお子さまは、どうしても気持ちや行動を切り替えることが苦手なことが多いです。特に、楽しい活動や、ご自身の「やりたい」ことを優先しようとする場面では、次の活動へ移るのが難しくなります。
その中で、「この音楽が流れたら活動を変える」「この曲が流れたら終わりにする」というルールを習慣とすることで、切り替えが苦手なお子さまでも、自然とスムーズに次の活動へ移行できるようになってきます。
たとえば、あるお子さまは、どうしても自分の「やりたい」ことを優先しようとしてしまう傾向がありました。しかし、決まった音楽を活動と活動の切り替えの合図として流すことを続けた結果、今ではその音楽を聴くと、自然と気持ちを切り替えて次の活動へ進むことができるようになっています。
音楽による「見通しが立つ安心感」が、切り替えの難しさを克服する大きな力となるのです
まとめ
音楽を聴くことは、お子さまが「自分の心は自分で整えられる」「安心して世界と繋がれる」と感じるための、大切な自信につながります。
お子さまの成長のペースは、ゆっくりでも、確かなリズムに乗って進んでいます。小さな一歩や「できた!」の瞬間を見逃さず、心から喜んであげてください。その温かいまなざしこそが、お子さまの成長を支える最大のエネルギーになります。
私たち「音楽療育どれみ」は、音楽の力を通じて、お子さまが安心して、自分らしく輝ける居場所となるよう、温かい支援を続けてまいります。
- 療育ピアノ
- 発語リズム(言語支援、ことばの療育)
- 英語
- 個別学習支援
- 発達支援リトミック
これらの療育をおこなっています。
いずれも、利用者さまの個に応じた、完全オーダーメイドの療育です。
ご見学や体験は、無料でお受けしています。
ぜひお気軽にお問合せ下さい♪

