楽しくコミュニケーション能力を育む活動
こんにちは!
栃木県宇都宮市の音楽特化型、児童発達支援・放課後等デイサービス「音楽療育どれみ」長尾です。
自分の感情を表現できるお子さん、出来ないお子さん様々なお子さんがいます。
その中で、私たち「音楽療育どれみ」では、日々の活動の中で、ペープサートを積極的に取り入れています。
ペープサートは、紙でできた可愛らしいキャラクターを動かしながら、遊びを通して、お子さまの持つ「伝えたい」という意欲や、豊かな想像力を優しく引き出します。
この記事では、ペープサートがなぜお子さまの成長に役立つのか、そしてご家庭でも簡単に取り入れられるヒントをご紹介します。
1.言葉を使わずに表現できる

ペープサートでの主な活動は
「どんな色が好き」の歌に合わせ、色鉛筆の可愛いカードを揃える
「おべんとうバス」の歌で、お弁当の具をバスに乗せる
など絵本でも活用されている歌などを実際にカードなどにし、歌に合わせて活動していくが主な活動となります!
ペープサートはカラフルで動くキャラクターに焦点を当てているため、聴覚よりも視覚からの情報処理が得意なお子さまにとって、非常に分かりやすく、集中しやすい活動です!
また、この活動の中で「○○ちゃんは何の色が一番好き?」「先生はこのお弁当が好きだけど○○君は何のお弁当が好き?」と聞くことで、コミュニケーションを育むことに繋がります!
集中力と「聞く力」の土台づくり

先程も少し触れましたが、この活動はお子さまの興味を惹きつけ、活動に自然と引き込みます。
- 持続的な集中: キャラクターが動く様子をじっと目で追う(追視)ことで、集中力が養われます。
- 「聞く力」の訓練: 物語を聞く中で、次に何が起こるのかを期待し、先生の言葉に耳を傾けます。これは、コミュニケーションの基礎となる「人の話を聞く力」を無理なく育むことにつながります。
こちらの指示が通りづらい、落ち着いて動くことが出来ないというお子さまにもとても有効的な活動で、活動のルーティンとしてペープサートの活動を取り入れることで、段々と指示が入るようになった!という事例も沢山あります!
2. ペープサートが育む大切な力
ペープサートに参加するという経験は、お子さまの社会性や認知機能の発達に重要な役割を果たします。
① 模倣する力と自己表現の喜び
誰かの真似をする「模倣(もほう)」の力は、コミュニケーションを学ぶ上で非常に大切です。
どんな内容なのか?活動のルールが把握出来ないお子さんには、まず指導員の真似をしてもらいます!
同じ色を取る。同じ食べ物を取る。ということを積み重ねることで
「この色は何色なのか」「この食べ物はこういうのか」ということが自然と身に着き、そこからコミュニケーションに活かしていくことが出来ます!
また、「モグモグ」「この色がすき!」という感情が芽生えていくことで、自分を表現するということにも繋がり、表現することの喜びにも繋がります!
② 順番を待つ・共同で楽しむ力(社会性)
少し前に触れたことで、ペープサートを楽しむ時間は、社会性を育む貴重な機会です。
先生の話を聞いて、順番を待つ。一緒に同じ活動を行う。ということで、社会性を育むための経験を積むことが出来ます!
これは、集中力にも繋がることではありますが
待つということは集中力が必要となり、他者と同じ活動をするということも社会性を育むという意味でとても大事な事になります!
どれみでは
- 療育ピアノ
- 発語リズム(言語支援、ことばの療育)
- 英語
- 個別学習支援
- 発達支援リトミック
これらの療育をおこなっています。
いずれも、利用者さまの個に応じた、完全オーダーメイドの療育です。
ご見学や体験は、無料でお受けしています。
ぜひお気軽にお問合せ下さい♪

