楽器の貸し借りで学ぶ「思いやり」の気持ち
こんにちは!
栃木県宇都宮市の音楽特化型、児童発達支援・放課後等デイサービス「音楽療育どれみ」長尾です。
「公園でお友達の玩具を無理やり取ってしまう」
「自分が使っているものを『貸して』と言われると、パニックになってしまう」
「集団の中でのルールや順番を守るのが、まだ少し難しそう」
お子さんが社会に出ることを考え、保護者の方が心配だなと感じる要素の1つ「貸し借り」
私たち「音楽療育どれみ」では、楽器を使った活動を通じて、この「貸し借り」の練習をとても大切にしています。
貸し借りが難しのは「脳が一生懸命」だから
特性を抱えている子というのは「所有欲」が人一倍強いという面があります。
そして自分の手から離れたら「もう戻ってはこないのではないか?」と先が見通せないことからの不安でより「所有欲」というのが強くなってしまうという原因があります。
まずは、物を貸しても自分に戻ってくるという先を見通す力を育てる必要があります。
また、終わりが見えない状態で物をとってしまうと、終わりの合図が曖昧だと、無理やり取り上げられたように感じてしまい、貸し借りへの苦手意識がついてしまいます。
音楽のフレーズで区切りを身につける

後何分で終りね!といっても、お子さまにとって時間の感覚は掴みにくいものです。
そこで音楽の切り替わりや終わる空気感というものを利用し、自然な交代を身につけるようにしていきます。
どれみでの活動の1つを紹介すると「音楽サーキット」
を活用します!「ここまでいったらゴール」「終わったらお友達のばん」というルールにすると、身体の感覚として、終わったら次の子に変わるということを学んでいkます。
最初はもっと自分がやりたいという気持ちが強くはなりますが、回数を重ねることで
終わりが近づくのを感じることで、自発的に「そろそろお友達に渡す時間だ」と心のブレーキをかけれるようになります!
先生ではなくお友達同士で交換しよう!

どうしても大人とは出来ても、年齢が近いお友達同士だと「所有欲」が強くでてしまう事もあります。
そのため実際に子ども同士での関わりというのも大事になってきます!
「これ、どうぞ!」という気持ちを、言葉や視線や表情で共有する。
この共同注意の積み重ねが、相手に興味を持ち、相手の気持ちを察する力の芽生えとなります!
そこから生まれる「ありがとう!」「自分の行動で誰かが喜んでくれた」という体験は、お子さまの大きな自信になります。これが、将来的な「思いやり」や「親切心」の原動力となるのです!
まとめ
貸し借りは、お子さまにとって人生で初めての「交渉」であり、「共生」への挑戦です。
最初は泣いてしまったり、強く握りしめて離せなかったりしても大丈夫です。
その葛藤こそが、一生懸命に社会のルールを学ぼうとしている証拠です!
私たちは、音楽という優しいフィルターを通して、お子さまが「貸して、どうぞ」の中に潜む温かさを、自分のペースで発見していけるよう見守り続けていきます!
「音楽療育どれみ」は、これからも楽器を手から手へ繋ぐ活動を通じて、お子さまたちの間に豊かな心の交流が生まれるお手伝いをしてまいります!
- 療育ピアノ
- 発語リズム(言語支援、ことばの療育)
- 英語
- 個別学習支援
- 発達支援リトミック
これらの療育をおこなっています。
ご見学や体験は、無料でお受けしています。
ぜひお気軽にお問合せ下さい♪
