こどもの自己決定を支えるということ

お知らせ

こんにちは!

栃木県宇都宮市の音楽特化型、児童発達支援・放課後等デイサービス「音楽療育どれみ」今村です。

気温もぐっと下がり、冬の足音が聞こえてきましたね!

インフルエンザが大流行しています。

みんな、ウイルスに負けないでがんばりましょう!

子どもが自分で選ぶ。
たったそれだけのことが、発達障害のある子どもたちにとってはとても大きな意味を持つことがあります。

療育や支援の現場では、どうしても「指導」「教える」「誘導する」場面が多くなりがちです。
しかし、“自分で決めた” という経験は、子どもの自信を育て、生きていく力を支える根っこになります。

なぜ自己決定が大切なの?

発達障害のある子どもたちは、日常の中でこんな経験をすることが多いと感じています。

  • 大人が先回りして決めてしまう
  • 本人の困りごとを代弁しすぎてしまう
  • 集団のペースに合わせるために“選ぶ”機会が少ない

もちろん、安全のため・生活リズムのために大人のサポートは必要です。
でも 「選べた」経験が積み重なると、次のような力につながっていきます。

  • 自分の気持ちや考えに気づく力
  • 選んだことをやり抜く力
  • 自分を尊重してくれる人への信頼
  • 失敗しても大丈夫だと思える安心感

特に発達障害がある場合、「自分の意思」を言語化することが難しいこともあります。
だからこそ、日常の中で小さな選択のチャンスを作っていくことが大切です。

“選ぶ”練習は、もっとシンプルでいい

自己決定というと「大きな決断」と考えてしまいがちですが、
子どもたちにとってはほんの小さな選択からで十分です。

● 例えばこんな選択からスタート

  • 今日の活動は「塗り絵」か「積み木」どっちがいい?
  • 靴は自分で“選んで”履いてみよう
  • おやつは A と B、どちらにする?
  • 並べる順番はどうしたい?

答えが言いにくい子には、
指差し・写真カード・実物 など、負担の少ない方法で意思を伝えられるようにします。

「自分で選んだ!」という実感さえあれば、手段は何でもOKです。

選んだ結果、困ることがあっても大丈夫。
その経験がまた次の学びになります。

「困ったら一緒に考えようね」
それを伝えておくだけで、子どもは安心して選べるようになります。

自己決定が育つと、子どもは変わる

自己決定ができるようになってきた子は、不思議なくらい表情が変わります。

  • 自信のある顔になる
  • 活動に向かう姿勢が前向きになる
  • 嫌なことを「イヤ」と言えるようになる
  • 誰かに合わせすぎて疲れることが減る

「選ぶ」ことは、“私には意見がある”という自己肯定感につながっています。

どれみでは、日々の療育にこの「自己決定」の機会をたくさん取り入れ、自然と子どもたちの自信につながるような支援をおこなっています。

どれみでは

  • 療育ピアノ
  • 発語リズム(言語支援、ことばの療育)
  • 英語
  • 個別学習支援
  • 発達支援リトミック

これらの療育をおこなっています。

いずれも、利用者さまの個に応じた、完全オーダーメイドの療育です。

ご見学や体験は、無料でお受けしています。

ぜひお気軽にお問合せ下さい♪